ワイン会とは?初めてでも安心の流れ・服装・マナー完全ガイド【札幌】
ワイン会とは、ワインを味わいながら、同じ場にいる人と会話を楽しむ集まりです。「ワインに詳しい人たちの集まり」と思われがちですが、実際には「ワインが好き」「少し興味がある」という方が、気軽に参加できる会がたくさんあります。
and wine は、2012年から東京・札幌でワイン会を開いてきました。この記事では、初めて参加する方が不安に思いやすい、ワイン会の種類、当日の流れ、乾杯や注いでもらうときの作法、服装、やってしまいがちなNG行動までを、主催者の目線でまとめます。
ワイン会とは?まずは種類を知っておこう
「ワイン会」とひとことで言っても、目的や形式はさまざまです。申し込む前にどのタイプかを確認しておくと、当日のギャップがなくなります。
| 種類 | どんな会か | 向いている人 |
|---|---|---|
| 着席のコース形式 | レストランで、料理とワインを順番に楽しむ。席が決まっている | 落ち着いて味わいたい人、初めての人 |
| 立食・交流形式 | グラスを持って自由に動きながら、いろいろな人と話す | たくさんの人と話したい人 |
| テーマ形式 | 「牡蠣とワイン」「お花見」など、食材や季節、産地をテーマにする | 話題のきっかけがほしい人 |
| 試飲会(テイスティング) | 酒販店や輸入元が開き、多くの銘柄を少しずつ試す。購入できることも多い | 家で飲むワインを探したい人 |
| 持ち寄り・ホームパーティー | 参加者がワインを1本ずつ持ち寄る | ワイン仲間がいる人 |
初めてなら、テーマのはっきりした会か着席の会がおすすめです。話題が自然に生まれ、席も決まっているので「誰と話せばいいか分からない」という状況になりにくいからです。

and wine がこれまで開いてきた会の例
札幌では、次のようなテーマで会を企画してきました。雰囲気をつかむ参考にしてください。
- 牡蠣 × 余市ワイン Special Night:札幌市内の牡蠣のお店で、夜の2時間。牡蠣と余市ワインの組み合わせを楽しむ会。
- お花見ワイン会@円山公園:昼の3時間。桜の下でワインを楽しむ屋外の会。
- サンセットBBQ&ワイン会(サッポロファクトリー):夕方からの2時間。バーベキューとワインの夏の会。
同じ「ワイン会」でも、屋内か屋外か、昼か夜かで、服装も持ち物も変わります。次の開催予定は、このサイトでお知らせします。
当日の基本的な流れ
会によって違いはありますが、多くの場合は次のように進みます。
- 受付(開始10分前が目安):名前を伝え、参加費の支払いや席の案内を受けます。早すぎる到着は準備中のことがあるので、10分前くらいがちょうどよいです。
- 乾杯:主催者のあいさつのあと、最初の一杯で乾杯します。1杯目はスパークリングワインのことが多いです。
- ワインと料理:テーマに合わせたワインが順に出ます。主催者やスタッフが、産地や造り手の話をすることもあります。
- 歓談:近くの席の人と自由に話します。自己紹介の時間を設ける会もあります。
- 締め・解散:終わりのあいさつで解散です。連絡先の交換は、無理にする必要はありません。
知っておくと安心な作法
ワイン会には、ビールの飲み会とは少し違う作法があります。知らなくても怒られることはありませんが、覚えておくと落ち着いて過ごせます。
乾杯はグラスをぶつけない
ワイングラスは薄くて割れやすいため、正式な場では、グラスをぶつけずに目の高さまで軽く持ち上げて乾杯します。カジュアルな会で周りがグラスを合わせているなら、そっと縁を近づける程度で十分です。
注いでもらうときはグラスを置いたまま
日本酒やビールのようにグラスを持ち上げる必要はありません。テーブルに置いたまま、軽く会釈して注いでもらうのが基本です。
もう飲まないときは手で合図
おかわりを断りたいときは、グラスの口に軽く手をかざすと「もう大丈夫です」の合図になります。無理に飲む必要はありません。
飲む順番は「軽いものから重いものへ」
一般的には、スパークリング、白、ロゼ、赤の順に出されます。自由に選べる会でも、軽いものから重いものへ進むと、それぞれの味わいが分かりやすくなります。
試飲会では「吐器」を使ってもよい
多くの銘柄を試す試飲会では、口に含んだワインを専用の容器(吐器)に出すことがマナー違反になりません。飲み過ぎを防ぐための、正式な方法です。

テイスティングの基本:見る・香る・味わう
感想を言葉にするのが苦手な方は、次の3ステップを意識してみてください。
- 見る:グラスを少し傾けて、色や透明感を見ます。白ワインは淡い黄色から黄金色、赤ワインは紫がかった色からレンガ色まで幅があります。
- 香る:まず何もせずに香りをかぎ、次にグラスを軽く回してもう一度。空気に触れて香りが立ちます。果物、花、ハーブなど、思い浮かんだものを言葉にしてみましょう。
- 味わう:少量を口に含み、甘み、酸味、渋み、重さを感じ取ります。飲み込んだあとに残る香り(余韻)も楽しみどころです。
正解はありません。「りんごみたい」「すっきりして飲みやすい」で十分です。よく出てくる言葉はワイン初心者の基本用語にまとめています。
服装のめやす
ドレスやスーツのような堅い服装は、一般的なワイン会では必要ありません。「清潔感のある、少しきれいめ」が基本です。
- 男性:襟のあるシャツやニットに、チノパンやスラックス。
- 女性:ワンピース、ブラウスにスカートやきれいめのパンツ。
- 色:赤ワインがはねると白い服は目立ちます。気になる方は濃い色が安心です。
- バッグ:立食の会では、グラスとお皿で両手がふさがります。小さめのバッグか、肩にかけられるものが便利です。
- ドレスコード:会場によって決まりがある場合は、イベントの詳細ページに書きます。
札幌ならではの注意点
- 冬の足元:冬の札幌は路面が凍ります。会場で履き替える必要がない、滑りにくい靴で向かいましょう。コートを預けられるかも確認しておくと安心です。
- 屋外の会:春のお花見や夏の夕方の会でも、日が落ちると冷えることがあります。羽織れるものを1枚持っていきましょう。
- 帰りの足:地下鉄やJRの終電時刻を先に確認しておくと、会の終盤も落ち着いて楽しめます。

やってしまいがちなNG行動
- 強い香りをつけていく:香水や柔軟剤、整髪料の強い香りは、自分だけでなく周りの人のワインの香りも消してしまいます。
- 飲み過ぎる:おいしいワインが続くと、ついペースが上がります。水もこまめに飲みましょう。
- 知識を語りすぎる:詳しい方ほど注意が必要です。初めての人が多い場では、聞く側に回ると会話が弾みます。
- 一人を独占する:話が合っても、ほかの人が入れるように輪を開いておきましょう。
- 無断で写真を撮る:人が写る写真は、ひとこと声をかけてから。SNSに載せるときも同じです。
- 車で行く:飲酒運転は絶対にしてはいけません。公共交通機関かタクシーを使いましょう。
参加前のチェックリスト
- 日時・会場・集合場所を確認した
- 参加費に何が含まれるか(ワインの本数、料理)を確認した
- キャンセルポリシーを読んだ
- アレルギーや苦手な食べ物を主催者に伝えた
- 帰りの交通手段と終電を確認した
- 空腹で行かないよう、軽く何か食べておく
よくある質問
ワインの知識がなくても大丈夫?
大丈夫です。and wine の会は、ワイン初心者の方も歓迎しています。分からない言葉が出てきたら、その場で聞くのも会話のきっかけになります。
一人で参加しても浮かない?
毎回お一人で参加される方が多くいらっしゃいます。くわしくは札幌のワイン会に一人で参加するには?をご覧ください。
お酒に強くないけど参加できる?
自分のペースで少しずつ楽しめば問題ありません。無理に飲む必要はなく、グラスに手をかざせばおかわりを断れます。
参加費やキャンセルは?
参加費は、ワインや料理、会場によってイベントごとに異なります。キャンセルは可能ですが、開催日の直前はキャンセル料がかかる場合があります。各イベントページでご確認ください。
まとめ
ワイン会は、特別な知識がなくても楽しめる場です。会の種類を選び、基本の作法と服装を押さえておけば、初めてでも安心して参加できます。
よくあるご質問はQ&Aにもまとめています。ご不明な点はお問い合わせからどうぞ。次回の開催は、決まり次第このサイトでお知らせします。


